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施設内の展示機配置イメージ。実際には屋根で覆われる |
米航空機大手ボーイング創業の地であることから世界中の航空ファンの聖地となっているワシントン州シアトル。ファンの巡礼地のひとつ、「航空博物館」(Museum of Flight)に来年、新しい展示施設が誕生する。同博物館のコレクションの中から、ボーイング747ジャンボジェットや大統領専用機エアフォースワン、超音速旅客機コンコルドなど20機が展示される。6日に工事が始まった。
広さはフットボール場2個分。事業費は3100万ドル。設計、施工はどちらも地元企業で、SRG PartnershipsとSellen Constructionがそれぞれ担当する。完成は16年春の予定で、新館の展示を見られるのは夏からだ。
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博物館に到着したコンコルド(2004年)
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Museum of
Flightは航空をテーマにした博物館では世界最大規模。世界最初の戦闘機から最新鋭ボーイング787ドリームライナーまで160機以上を保有する。敷地内にはボーイング創業時の工場が保存されている。さらに、キングカウンティ空港(別名ボーイング・フィールド)が隣接しており、文化財級の航空機と現役航空機を一度に楽しめるファンにはたまらないスポットだ。
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