コンビニや駅の売店などで目に付くと、「たまには食べたいな・・・」とついつい思ってしまうお菓子。人それぞれ好みがあると思うが、おそらく多くの人が上位にランクインさせるであろうものが、1914年の4月23日に誕生したのをご存じだろうか。
それは箱に入ったキャラメル。森永製菓の創業者・森永太一郎がキャラメルを箱詰めして売り出したのが、今をさかのぼること約100年前。キャラメル自体は1899年から売り出していたが、ばら売りや量り売りがほとんど。1908年に缶入りが発売されたが、1914年に満を持して箱入りがこの世に誕生したというわけ。
森永製菓のHP・ミルクキャラメルの歴史年表によると、1910年ごろの価格比較は、キャラメル1粒が1銭に対し国鉄入場料5銭。箱入りキャラメルは、現在の貨幣価値で1000円もする高価な品だったそうだ。今も昔も、あの甘さは人々の心を惹き付けて離さない。まさに魅惑の味だが、油断している時「あー、銀歯が取れちゃったよー」と苦い経験をしたのは、一人や二人では済まないはず・・・。
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