約1年がかりできれいなった万代橋 |
橋梁部は、歩道舗装と高欄、アーチ下面のひび割れ、ボックス頂版の剥落防止工を補修。橋詰め階段部はひび割れを直し塗装を塗り替えた。このほか、橋詰め広場の樹木の伐採とせん定を行った。昨年は万代橋の架橋から85年の節目の年、新潟地震から50年の年でもあった。
現在の万代橋は、初代から数えて三代目。初代は1886(明治19)年に架けられた木造橋で、約9カ月の工期と約3万3800円の費用が投じられた。当時の通貨水準を考えると費用は莫大な額で、地元財界の援助が大きかったという。
現在の橋は、側面にある御影石の化粧板が特徴の一つ。信濃川を横断する長さ306メートル、幅22メートルのコンクリートアーチ橋は、新潟市のシンボルとなっている。
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