消波ブロックや防波堤といった海辺の人工物を被写体にした作品で知られる写真家・川口新実氏の展覧会「海辺で祈る」が、10~16日に東京・新宿のアイデムフォトギャラリー「シリウス」で開かれる。
2008年から「海辺の人工物は頑張っている」をテーマに撮影を続けている川口氏。東日本大震災後、以前に撮影した場所で、消波ブロックが形は変わっても役目を果たしているのを見て感動したという。これをきっかけに川口氏は、人工構造物は人と海の共存に必要だと気付き、人々の生活を守っている被写体に感謝の気持ちを込めて手を合わせている。
展覧会では、国内と海外で撮影した作品33点を展示する。時間は午前10時~午後6時(16日は3時まで)。13日は休館。入場無料。
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