2016年3月9日水曜日

【提携紙ピックアップ】セイ・ズン(越)/ハノイで港湾復旧ワークショップ開く

日本の建設技術を活用したカイラン港
 交通運輸省海運総局と日本の国土交通省港湾局は、ハノイで「日本の港湾建設技術と震災復興工事」をテーマにしたワークショップを開いた。日本の専門家らが2011年3月の東日本大震災発生後の港湾復旧工事について講演したほか、日本企業の港湾建設技術を紹介した。
 海事総局の幹部は、「日本の行政や企業の災害への対応には学ぶべきところが多い。震災後の港湾復旧工事や、港湾物流システムの再構築などで日本が得た知識を共有してほしい」と語った。
 日本政府と日本企業は、これまで多くのベトナムの港湾事業に参加してきた。1990年代の北部クアンニン省カイラン港拡張事業を始め、ハイフォン港やカイメップ・チーバイ国際港、ラックフェン港などの開発を支援している。

 (セイ・ズン 3月3日)

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