2016年3月11日金曜日

【新しいスポーツ施設ができるよん】神戸市の下水処理場跡、ミズノが開発

 神戸市建設局は、11年4月に停止した下水処理施設「中部処理場」(兵庫区)の跡地を対象にした事業者公募で、テニスコートやフットサルコートなどの設置を提案したミズノグループを選定した。

 民間のノウハウを活用し、地域活性化を図るのが目的で、南側用地(1万1331平方メートル)にスポーツを楽しめる施設を整備する。今月下旬に20年間の定期借地契約を結び、8月に土地を引き渡す。

 提案では、屋根付きのテニスコート(人工芝2面)とクライミングウオールを整備し、屋外にはテニスコート(人工芝2面)とフットサルコート(3面)を設置。クラブハウスや近隣住民の交流の場となる「ちびっこ広場」も設ける。フットサルやテニスのほか、少年サッカー、グラウンドゴルフ、卓球、フィットネスなど子どもから高齢者までスポーツやレクリエーションができる施設を目指す。

 敷地内には備蓄倉庫やかまどベンチ、災害時簡易トイレなどを設け、地域の防災拠点としても活用する。

 南側用地の公募は8者が応募登録し、4者が提案書を提出した。応募がなかった北側用地(1万0421平方メートル)は再度公募する予定だ。


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