土木学会は8日、ネット博物館「土木博物館(ドボ博)」の新企画として、「四国インフラ解剖」を公開した。
四国のさまざまなインフラを88カ所選定。それらを人体の器官に見立てて、役割を解説する。国土交通省などの協力で初公開の貴重な図面も掲載する。
同学会はインフラの役割を分かりやすく紹介するため、16年8月にドボ博を開設した。17年2月に公開した「東京インフラ解剖」はページビューが17万件に達するなど、大きな反響があった。
四国インフラ解剖のキャッチコピーは「恋慕する大地」。東京と同様に、インフラを役割別に「骨格系」「神経系」「消化器系」「循環器系」などに分類。骨格系の背骨は大規模断層帯の中央構造線、神経系の脳には行政機能が集まる高松市や、松山市の歓楽街・大街道などと位置付けた。国交省などの協力で柿原水源地水道施設群(愛媛県)など、貴重な図面を公開するのも見どころだ。
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