国土交通省関東地方整備局は、現場での週休2日実現を後押しする取り組みを開始した。就業環境の改善に積極的な建設会社の情報をホームページ(HP)で発信。第1弾として石川建設(群馬県太田市)の紹介を始めた。
同社は、20年をめどに完全週休2日制の実現を目指すとともに、社員らによるリフレッシュと家族サービスを推奨している。働き方改革には各社の取り組みが不可欠。同局は好事例を積極的に取り上げ、業界の取り組みを支援する。
情報発信は、建設業の総合支援策「“地域インフラ”サポートプラン関東2017」の一環として実施。HPに開設した「週休2日チャレンジサイト」に順次、情報を掲載していく。担い手の確保が喫緊の課題となる中で、同局は東京五輪が開かれる20年を一つの節目と捉える。働き方改革を進める動きは、地場の建設会社にも広がりつつあるという。
同局は「決意を持って積極的に取り組む建設会社をPRすることで、働き方改革を盛り上げたい」(企画部)としている。
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