2018年2月8日木曜日

【メインアリーナは最大収容1万人超想定】香川県、新県立体育館設計(高松市)プロポ公告

施設の配置イメージ
(新香川県立体育館整備基本計画より)
香川県が「新香川県立体育館基本・実施設計業務」の委託先を選定する公募型プロポーザルを公告した。参加表明書を22日~3月2日、1次提案書を4月4~10日に受け付け、1次審査で通過者を選定。2次提案書を5月14~17日に受け付け、同下旬にプレゼンテーションを実施する。

 参加資格は、個人か単体企業または2~3者JV。02年度以降に元請として1棟の延べ面積が3000平方メートル以上の建築物の実施設計業務の実績が必要(JVの場合は代表者だけ)。

 業務内容は、新香川県立体育館整備基本計画と同基本・実施設計業務仕様書に掲げる施設の新築工事と付帯する外構工事の基本設計業務・実施設計業務。業務場所は高松市サンポート。履行期間は21年1月29日まで(建築基準法による計画通知等の手続きを除いた実施設計の完了は20年7月31日まで)。契約限度額は2億9000万円(税込み)。

 基本計画では、メインアリーナは3744平方メートル以上。観客席は5000~6000席程度で最大収容人数は1万人以上とする。サブアリーナは面積1786平方メートル以上、観客席は固定席1000席程度。武道施設兼多目的ルームは828平方メートル程度、観客席は固定席300席程度。ほかにカフェやレストランなどのサービス施設、VIPルーム、会議室、選手控え室、器具庫などを設ける。

 概算事業費は、建設工事費が延べ3万平方メートルの想定で170億~190億円(税込み)。設計費、工事監理費、地質調査費、インフラ整備費、道路上のデッキ整備費などは含まれていない。備品費は7億円(同)。

 整備スケジュールは、18~20年度で基本・実施設計、20年度に工事発注手続き、21~23年度で建設工事、23年度のオープンとしている。

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