国土交通省は、本年度創設した「i-Construction大賞」の授与式を15日に東京・霞が関の同省で開いた。
大臣賞に選ばれた砂子組(北海道奈井江町)とカナツ技建工業(松江市)の2社、優秀賞の10団体(12社)の代表者に、石井啓一国交相から賞状が手渡された。
表彰制度は、建設現場の生産性向上策i-Constructionの取り組みをさらに推進する目的で創設された。17年度は前年度に完成した直轄工事を対象に12団体(14社)を受賞者に選定。今後は地方自治体発注工事や民間企業の独自の取り組みも対象にし、官民問わず優れた取り組みの普及・展開を図る。
授与式で石井国交相は、「今年を生産性革命『深化の年』と位置付け、i-Constructionについても中小企業や自治体への普及拡大など深化の取り組みを積極的に展開する。建設現場の生産性向上を図るとともに、週休2日の確保など働き方改革の推進につなげていきたい。受賞者の皆さんには地域や業界のトップランナーとして取り組んでいただきたい」と述べた。
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