同プロジェクトの正式名称は「大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業」。東京駅周辺の開発で最大となる3・1haの敷地(千代田区大手町2の6、中央区八重洲1の11)に、日本一の高さとなるB棟(最高高さ約390m)を含む施設4棟(A~D棟)を10年超かけて段階的に整備する。
D棟は既に着工済みで、B棟とC棟Ⅱ期工事は23年度の着工、27年度の完成を目指す。総事業費は4946億円を見込む。
A棟は地下5階地上40階建て延べ14・6万㎡、高さ212mの規模。同街区には江戸時代に「常盤橋御門」という武家屋敷が広がる起点があったことから、外観デザインには「刀」など伝統的な和の要素を反映した。
オフィスのほか、店舗や駐車場、3、8階にはカフェテリアやイベント・ミーティングスペースなど新しいスタイルの働く場を設け、地下は東京メトロ東西線の大手町駅コンコースと直結させる。
C棟は地下4階地上1階建て。変電所のほか、店舗、駐車場で構成。Ⅰ期の工事では3層構成の既存駐車場を2層に変更する。
A棟の完成イメージ |
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