2021年4月1日木曜日

【新施設の建築計画を策定】新秩父宮ラグビー場PFI手法検討業務、山下PMCに

  日本スポーツ振興センター(JSC)は3月31日に「新秩父宮ラグビー場整備事業PFI手法による整備(建築計画分野)検討業務」の委託先を山下PMCに決めた。簡易公募型プロポーザルには同社だけが参加した。東京都港区にある「秩父宮ラグビー場」の建て替えに向け、建築や構造、電気設備、機械設備などの建築計画策定を任せる。履行期間は2022年10月31日まで。

 BT(建設・移管)+コンセッション(公共施設等運営権)方式のPFIを採用。ラグビーだけでなく他の競技やイベントに使用できる全天候型の施設にする方針。三井不動産と明治神宮、JSC、伊藤忠商事の4者が計画する秩父宮ラグビー場を含む「神宮外苑地区」の再開発事業と一体で新施設を整備する見込み。

 建て替え事業の整備手法や管理運営、収支計画、事業スケジュールなどを盛り込む「基本計画(案)」の作成などを任せる「新秩父宮ラグビー場整備事業基本計画策定等支援業務」は、日本総合研究所が担当する。

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