2021年4月1日木曜日

【施工はフジタ】流山おおたかの森S・Cフラップス(千葉県流山市)が開業

  高島屋の全額出資子会社、東神開発(東京都世田谷区、倉本真祐社長)が千葉県流山市に建設した「流山おおたかの森S・C FLAPS(フラップス)」が3月31日オープンした。

 S造6階建て延べ約1万1300平方メートルの規模。家族連れなどをターゲットにした専門店32店舗が入る。

 同日の開業式典には村田善郎高島屋社長、倉本社長、井崎義治流山市長、柚木浩一首都圏新都市鉄道社長らが出席。村田社長は「フラップスとは羽ばたくという意味だ。開業を機に街がさらに大きなステージに飛躍できるよう、これからもお手伝いしていきたい」とあいさつした。

 建設地はおおたかの森1(新市街地地区一体型特定土地区画整理事業A3街区)。つくばエクスプレス(TX)流山おおたかの森駅南側に隣接する。建物はひな壇状の外観が特徴で、各階にはテラスを設けた。フラップス開業に合わせて南口駅前広場も整備。駅とフラップス、既存商業施設を結ぶデッキを設け、回遊性向上にも貢献する。環境に配慮し、館内で使用する電気は全て再生可能エネルギー由来とする予定だ。

 設計をマウントフジアーキテクツスタジオ一級建築士事務所。施工をフジタ。コンストラクションマネジメントをNTTファシリティーズが担当した。

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