2年前に社内の業務改善提案制度でユニホームの刷新を求める意見が提出されたことを受け、1日から新しい作業服を導入した。全面的変更は25年以上ぶり。これまでより柔らかい素材を採用し、快適な着心地と動きやすさを重視した。
緑色がメインだった色調も変更。コーポレートカラーの青色を基調にした。左肩には、2015年9月の国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)のロゴを縫い付け、目標達成に貢献する企業姿勢を打ち出した。
企業用ユニホームの企画・販売などを手掛けるユニフォームネット(東京都千代田区、荒川広志社長)、福島県高等理容美容学院の協力を得てデザインを検討。コスト面でオリジナルのデザインを導入するのは難しいと判断した。
既製デザインの中から最適な上着とシャツ、ズボンの組み合わせを同学院の学生9人に提案してもらい、昨年4月の社員大会で全社員による投票で決定。ユニホームの一新に合わせ、女性社員の服にも青色を基調とするリボンタイを採用した。森崎英五朗社長は「コロナ禍で大変だが、ユニホームの刷新を機に前進していきたい」と話している。
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