西武鉄道と西武園ゆうえんち(埼玉県所沢市、藤井拓巳社長)は、リニューアルしている「西武園ゆうえんち」(埼玉県所沢市)の再開業日を5月19日に決めた。
2020年の開業70周年を記念して過去最大規模のリニューアルを実施。約100億円の総事業費で新アトラクションの導入などを実施している。施工は西武建設が担当している。
藤井社長は13日に東京都内で会見し「懐かしいけど新しい、新しいのに懐かしい」と新たな遊園地のコンセプトを説明。「多くの方の心をエモーショナルに揺さぶり、温かい幸福感を感じてもらえる場所になることを願っている」と話した。
遊園地のエントランスに直結し、1960年代の日本をイメージした「夕日の丘商店街」を新たに整備する。合計30の店舗や、青果店の店主や交番の警察官など商店街の住人に扮(ふん)したスタッフを配置し、来場者を巻き込むライブ・パフォーマンスを展開する。
公開したリニューアル後のキービジュアル (TM&ⓒTOHO CO.,LTD.ⓒTEZUKA PRODUCTIONS) |
商店街を北に進んだエリアには「レッツゴー!レオランド」が誕生する。漫画家・手塚治虫の作品「鉄腕アトム」や「ジャングル大帝」に登場するキャラクターがテーマのエリア。四つのライド・アトラクションや、巨大すごろくなどで来園者に楽しんでもらう。
園内の西側には「ゴジラ・ザ・ライド 大怪獣頂上決戦」を開業する。映画「ゴジラ」をテーマとした世界初のライド・アトラクションとなる。映画監督の山崎貴氏が手掛けた映像と緻密に設計されたライドの動きを組み合わせ、スリルと爽快感が味わえるという。
西武園ゆうえんちの所在地は山口2964。西武鉄道山口線西武園ゆうえんち駅に隣接する。敷地面積は約20万平方メートル。リニューアル後はアトラクション20施設、飲食施設12店舗の規模となる。
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