2021年4月16日金曜日

【2棟総延べ18万㎡、総投資額1100億円】大林組ら5社、MM21地区53街区開発の工事着手

  大林組ら5社グループは14日、横浜市西区で計画する「みなとみらい(MM)21中央地区53街区」の建設工事に着手した。ホテルやオフィスなどが入る2棟総延べ約18万平方メートルの複合ビルを建設する。設計・施工は大林組。24年3月末の完成を目指す。

 大林組以外のメンバーは京浜急行電鉄、日鉄興和不動産、ヤマハ、みなとみらい53EAST。同事業は都市再生特別措置法に基づく民間都市再生事業計画の認可を受けている。建設地はみなとみらい5の1の1ほか(敷地面積2万0620平方メートル)。横浜高速鉄道みなとみらい線の新高島駅に近接する。

 建物はWESTとEASTの2棟構成。WEST棟は地下1階地上30階建て塔屋2階で、1~3階に店舗が入居し4階と25階が共有スペース。5~24階がオフィス。26~30階にホテルが入る。高さは約158メートル。

 EAST棟は地下1階地上16階建て塔屋1階。1~3階に店舗、オフィス、オープンイノベーションスペースなどが入り、4階は共有スペース。5~15階がオフィスになる。高さは約90メートル。2棟の総延べ床面積は18万3132平方メートル。総投資額は約1100億円を想定している。

 隣接する街区とつながるペデストリアンデッキや、魅力あるコモンスペース(広場状空地)も整備。街全体の価値を高め、にぎわい創出につなげる。

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