2021年4月9日金曜日

【2棟総延べ29万㎡規模】八重洲二丁目北地区再開発、街区名称は「東京ミッドタウン八重洲」に

 三井不動産は、参加組合員として参画する「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」(東京都中央区)の街区名称を「東京ミッドタウン八重洲」に決めた。三井不が展開する大型複合施設ブランド「東京ミッドタウン」として、3カ所目の施設となる。

 2棟総延べ約29万平方メートルのビルを整備する大規模プロジェクト。2022年8月末の竣工を目指す。

 対象区域はJR東京駅の東側に近接する八重洲2ほか(区域面積約1・5ヘクタール)。事業では区域をA-1とA-2の2街区に分け、1棟ずつ複合ビルを整備する。建物はA-1街区が地下4階地上45階建てペントハウス2階延べ約28万3900平方メートル、A-2街区は地下2階地上7階建てペントハウス1階延べ約5850平方メートルの規模となる。

 首都圏の大規模オフィスとして初の「完全タッチレスオフィス」を実現する。顔認証によるオフィス入退館システムなどを導入し非接触で執務室に入れる。入居テナントのニーズに応じて、太陽光発電など再生可能エネルギーが使用できるサービスも提供する。

 事業の施行者は八重洲二丁目北地区市街地再開発組合。コンサルタントは都市ぷろ計画事務所。ビルの基本設計・監理は日本設計、実施設計は日本設計と竹中工務店。竹中工務店が施工している。マスターアーキテクトは、米デザイン事務所のピカード・チルトンが手掛けている。

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