2021年4月7日水曜日

【複合スタジアムのニーズなど把握】鹿児島市、「稼げる」スタジアム像の調査検討業務発注

  鹿児島市は6日に「『稼げる』スタジアム像調査分析等業務」の企画提案競技を公告した。参加申込書の提出期限は16日。26日まで企画提案書を受け付け、5月上旬に1次審査を、同中旬に2次審査のプレゼンテーション・ヒアリングを行い受託候補者を選定する。

 参加資格は収容人員1万人以上のスタジアムや同5000人以上のアリーナの整備に関する基本構想か基本計画の策定業務または調査分析業務の元請受注実績があることなど。

 同業務では市にとって最適なスタジアムの規模やスタジアムの複合化・商業化に関連した市場ニーズ、導入効果、スタジアムの将来的な活用などに関する調査分析、コンセプトの提案、先進事例の調査、市民らの機運を高めるためのシンポジウムの開催などを行う。

 前提条件としてスタジアムはサッカーJリーグ1部(J1)やラグビートップリーグの公式試合を開催でき、立地は都心部を想定。高い稼働率や収益性が見込まれ来場者の増加につながる機能、中心市街地と共存できる複合施設などの機能、立地特性や鹿児島らしさを生かした施設などに留意する。委託期間は12月28日まで。予算額は350万円(税込み)。担当はスポーツ課。

0 コメント :

コメントを投稿