仮設足場のレンタル・販売を手掛けるASNOVA(アスノバ、名古屋市中村区、上田桂司社長)は3日、足場とストリートスポーツ「パルクール」を融合したアスレチックイベントを名古屋市栄地区のヒサヤオオドオリパークで開催した。
親子連れなど約350人が来場しパルクールチームの実演を楽しんだ。また、子どもたちは自分たちで組み立てた足場でパルクールを体験した。
パルクールは、走る・跳ぶ・登るといった移動に重点を置く動作を通じ心身を鍛えるスポーツ。当日はアスノバの職人が2時間かけて組み立てた足場を使い、名古屋出身の木本登史さんが代表を務めるチームのメンバーがパフォーマンスを披露した。足場の組み立て体験では、職人の手助けを受けながら子どもたちが支柱を組み立て、登ったり間をくぐり抜けたりして楽しんだ。
同社は建設業の慢性化した人手不足を解決するため、若年層をターゲットにした情報発信に取り組んでいる。今回のイベントもその一環。足場に関心がなかった人たちに、パルクールを通じて知ってもらうことを目的に開いた。イベントを企画した小野真事業企画室長は「今後もさまざまな形で仮設足場をPRしていきたい」と話した。
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