2021年4月2日金曜日

【事業費参考価格は257億円】広島市サッカースタジアム等整備、優先交渉権者に大成建設JV

スタジアムの完成イメージ

  広島市は、設計・施工一括(DB)方式で行う「サッカースタジアム等整備工事」の委託先を選定する公募型プロポーザルで、大成建設・フジタ・広成建設・東畑建築事務所・環境デザイン・復建調査設計・あい設計・シーケィ・テックJVを優先交渉権者に選定した。協議を進め月内の契約を目指す。事業費参考価格は257億0400万円。

 市では、中央公園広場にサッカースタジアムを建設するとともに、効果的なにぎわい機能の導入などにより中央公園広場全体が一体的に機能するような広場エリアの再整備を行うこととしている。今回委託する事業は、サッカースタジアム新築、広場エリアの整備、ペデストリアンデッキ新設を行う。サッカースタジアムは「世界に誇れるサッカースタジアム機能を核とし、多目的かつ多機能化した都心交流型スタジアム」をコンセプトに、県内外から広く集客する、効果が県内各地に及ぶことを目指す。

 計画地は中区基町15の中央公園広場約8万5600平方メートル(公園全体約42万7600平方メートル)。広場西側に観客席3万人規模のスタジアムを配置する。委託する事業範囲は、サッカースタジアム新築、広場エリアの再整備、ペデストリアンデッキ新設の基本設計・実施設計、工事監理、施工業務。

 事業期間は2024年7月31日まで。ただし、サッカースタジアム新築とペデストリアンデッキ新設部分の完成は24年3月末。

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