東京都は板橋、北両区にまたがる都立浮間公園の一部敷地を活用し飲食店を設置・運営する民間事業者に、喫茶店チェーンのコメダ(名古屋市東区、臼井興胤社長)を選定した。
事業者選定手続きには2者が参加した。都と同社は今後基本協定を結び、2022年6月までの店舗開業を目指す。
コメダの提案によると、浮間公園のシンボルとして親しまれている風車と調和するデザインを建物に採用。飲食店舗だけでなく休憩所を兼ねたギャラリーも設け、来園者がくつろげる空間を創出する。生ごみなどを堆肥として再利用し、店舗前にチューリップの花壇を整備する。
都が都立公園に新たなにぎわいを創出する「多面的活用プロジェクト」の一環となる。木場公園(江東区)では、東急コミュニティーが整備・運営事業者となる飲食店が昨年8月に開業した。
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