2015年4月1日水曜日

主要ゼネコン・建築設計事務所52社/約3400人が仲間入り/特徴は消せるボールペン型!?

主要ゼネコンの人材採用状況
 15年度に入った4月1日、企業や行政機関の多くは新入社員・職員を迎えたことだろう。ここ数年、売り手市場が続く就職戦線。この春入社する新卒者の特徴は、日本生産性本部の例えによると「消せるボールペン型」らしい。その理由は「見た目は普通のボールペンだが書いた文字を消すことができ、変化に対応できる柔軟性がある」とか。ただ、消せるボールペンは高温になったり、強くこすったりすると文字が消えてしまう。要するにある程度の柔軟性は持っているが、熱心な指導や大きな期待も、相手が行き過ぎと感じてしまえば、「さて次の仕事を探そうかな」と思ってしまうということか。

 日刊建設工業新聞が主なゼネコン、建築設計事務所に行った採用アンケートの結果を見ると、ゼネコンは33社で約3200人、建築設計事務所は19社で約220人の新入社員を迎えた(はず、辞退者がいなければ…)。事業環境が比較的良く、採用活動に前のめりな会社が多いこともあって体制強化を進める会社は多い。調査で「景気や社会状況に左右されず、安定的に採用を続ける」と回答した企業が過半を占めたのは、過去に採用人数を急増、急減させた結果、いびつな年齢構成につながったことを、教訓にしているのだろう。

 さて、消せるボールペンに話題を戻すが、企業担当の記者をしていると取材先からノベルティーをいただく機会がある。消せるボールペンをいただくことも多く、これまでと違った書き味に「これは使いやすいなー」 と、ヘビーローテーションで使わせていただくことも多々ある。だが、仕事柄メモを取る機会や文字を書く量が多いこともあって、消せるボールペンは下手をすると1週間で寿命を迎える。「使い勝手がいいからといって酷使すれば、あっという間にインク切れを起こす」ことを肝に銘じる必要がありそうだ。

主要建築設計事務所の人材採用状況


 
 






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