2015年4月28日火曜日

【覚悟と着替えを持って参戦するべし】5月17日、群馬県のある場所でドバッと水が!!

矢木沢ダムの放流はダイナミックさがウリ
 群馬県の山間部にある二つのダムで、洪水吐きゲートの作動状況をを点検するための試験放流が実施される。この点検放流は、毎年行われているのだが、ダムマニアの間では「これを見ずして『通』とは名乗れない」と語り継がれる(?)ほど、強烈なインパクトがある。
 5月17日に点検放流を行うのは、群馬県みなかみ町にある矢木沢ダムと奈良俣ダム。矢木沢ダムは最大毎秒約30立方メートル、奈良俣ダムは同10立方メートルの水を洪水吐きゲートから放流する。沼田総合管理所に取材したところ、「矢木沢はスキーのジャンプ台から一気に水が流れるイメージ。奈良俣は水がさらさら流れる感じですね」と担当者の方。矢木沢ダムの放流を見学する場合は「びしょ濡れになる覚悟で来てください」とも。
 矢木沢ダムは駐車場がなく、見学の際は道路の路肩に駐車することになるので、縦列駐車のテクニックが必須。放流時間は午前10時~11時だが、来場者が多くなった場合「昨年度のケースですと、遠い方は駐車した場所から40分程度歩いていただきました」とのこと。トイレも行けないと思っていた方が無難なので、覚悟と着替えを持って参戦するべし。放流時の安全対策として、ゲートが開いている時間はダムに近い道路は、車両の通行ができなくなるのでご注意を。

奈良俣ダムは清涼感が存分に味わえる
矢木沢ダムが『動』の放流なら、奈良俣ダムは『静』の放流。ゲートから放流された水は緩やかな傾斜のスロープを通って下に流れる。矢木沢ダムは道路からの見学になるが、奈良俣ダムは展望台から放流を見学できる。
 点検放流の様子など、水資源機構が管理するダムの映像は、同機構HPの映像コーナーまで。動画の再生にはWindows Media Playerが必要なのでご注意あれ。
 当日、放流を見学に行かれる方、ぜひ撮影した映像と感想文を管理人にご提供ください!!!

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