2015年6月10日水曜日

【やっぱり列車の旅はいーのー】JR東日本が上野駅にクルーズ列車専用ラウンジ新設


17年春の開業を予定している新ラウンジのイメージ
JR東日本は、クルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」の17年春の運行開始に向け、出発駅となる上野駅構内に専用ラウンジ=完成イメージ=を新設する。特別な旅へ出発するまでの待ち合わせスペースとして、高級感にあふれるくつろぎの空間を提供する。ラウンジのデザインは、車両と同様に「KEN OKUYAMA DESIGN」(奥山清行代表)が担当する。JR東日本管内で特定列車の乗客向け専用ラウンジを設けるのは初めて。
 新設する専用ラウンジの名称は「PROLOGUE 四季島」。上野駅構内で中距離列車が発着する13番線ホーム付近に整備する計画。
 提供するサービスは▽出発時のチェックイン・手荷物の預かり▽飲み物や茶菓の提供▽上野駅までのバレーサービス(自家用車の駐車場回送サービス)▽自宅や宿泊先から上野駅までのハイヤーサービス▽駅構内でのポーターサービス-など。クルーズトレインの運行は、グループ経営構想で掲げる「観光立国の推進」の一環。こだわりの食や上質のおもてなしなどにより、クルーズ専用列車でしか味わえない感動体験を提供する。
 冨田哲郎社長は9日の定例記者会見で「クルーズトレインの走行区間は基本的には当社管内になるが、他社との協議を進めながら北海道など他区間への運行も検討したい」と述べた。

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