首都高速道路は、高速湾岸線高架下の辰巳補修基地内(東京都江東区)に大学で土木工学を専攻する学生56人を招き、点検・補修モンストレーションを行った。今年で15回目の「首都高施設安全月間」の取り組みの一環。首都高速道路の事故防止や安全性向上につながる技術・システムなどを公開した。 学生らは複数の班に分かれ、点検車両や点検機器、補修技術などを見て回った=写真。実際に使われている高所作業車のデッキに乗り、鋼橋の亀裂調査や点検業務を体験。超音波を利用して鋼構造物に入った亀裂を確認する非破壊検査・磁粉探傷試験など、さまざまな点検・補修技術を間近で見学しながら、担当者の説明に熱心に耳を傾けていた。
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