◇「美しい所作学び、しぐさまで美しく」◇
26年ほど前に着物好きが集まる同好会としてスタートし、その後、会社公認の部に昇格。現在は長谷工グループ各社の女性社員約13人で活動中だ。「着物を美しく装うことにより、日本の素晴らしい文化を継承していきたい」という先生の教えの下、毎月、着付けや着装した際の立ち居振る舞いなどを楽しみながら学んでいる。
浴衣の着付けから始めた初心者も、振り袖、留め袖などの着装だけでなく、自分で着ることのできない人に着付けて上げられるようにもなる。代表の宮坂典子さん(広報IR部広報室)は「美しい所作を学ぶことで、しぐさまで美しい女性を目指しています」と笑みをこぼす。
仕事帰りに浴衣を着て神楽坂のほおずき市に繰り出すのが年に一度の恒例行事。このほかグループ社員を対象にしたイベント「ゆかたで盆踊り大会」を会社と共催で開いている。今年は7月31日に開催予定で約35人の参加を見込んでいる。
女性社員が少なく、着物を持っていない人が多いため、着付けを始めたいと思う部員がなかなか増えないのが悩み。宮坂さんは「イベントを通じて部員を増やしたい。着付けをすることで、自然と立ち居振る舞いが美しくなれる。着物は日本の伝統文化として大切なものだと思っています」。
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