河川水位の低減量や上流域の情報がダムごとにひと目で分かる |
北陸地方整備局が6月18日から、局管理ダムの洪水調節状況をリアルタイムで表示する「ダム防災情報提供システム」を公開した。ホームページのトップにある「防災リンク」をクリックすると見ることができる。
このシステムでは、洪水時のダム上流域の降雨状況、ダムへの水の流入量や放流量・貯留量がどれだけか、ダムが下流の河川水位をどのくらい下げているかがひと目で分かる。
情報公開は大川ダム、大石ダム、横川ダム、三国川ダム、大町ダム、宇奈月ダム、手取川ダムの7カ所が対象。ダムの位置図にレーダー雨量、対象河川などを重ねて表示し、ダムごとに洪水調整の有無や貯水率、流入量などを一覧表で表示する。ダム名を選択すると、より詳細な情報を得ることも可能だ。
本格的な梅雨シーズンに入り、夏に向かって雨の量が増えるこの時期。台風襲来などもあり、水害への関心は高まる。ダム関連の情報がリアルタイムで見られることは大切。ただより重要なのは情報をどう活用するか。みんなで知恵を絞って水害を少しでも減らせればいいのだが・・・。
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