(左から)村井満Jリーグチェアマン、田中明彦JICA理事長、大仁邦彌JFA会長、北澤豪JFA理事 |
JICAは、スポーツを通じた国際協力をこれまでも展開してきた。JFAとJリーグもアジア地域を中心に開発途上国・地域の支援に熱心で、3者はこれまでにもJFAの指導者をJICAのボランティアとして開発途上国・地域に派遣したり、JリーグがJICAの国際貢献プログラムを活用して開発途上国・地域にサッカー用品を寄贈したりなど、さまざまな取り組みを行ってきた。
連携協定の締結を受け、まずは「ラオスで行うサッカー教室への指導者派遣」や「ボスニアにおけるスポーツを通じた平和構築支援」、「JICAが日本で行う研修の参加者とJリーグとの交流イベント」などを実施。Jリーグの試合会場でJICAのボランティア募集情報を発信する試みも行う。
国際サッカー連盟(FIFA)には、200を超える国と地域が加盟する。開発途上国・地域でもサッカー人気は高く、子どもから大人まで多くの人に愛されている。JICAとJFA、Jリーグは協定締結を機に連携を一層強め、スポーツを通じた国際貢献に注力。各国・地域の発展に寄与する考えだ。
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