2015年9月16日水曜日

【提携紙ピックアップ】セイ・ズン(越)=第2建設大学に日本の建設技術コース創設(8月25日付)

 ベトナム南部ホーチミンにある第2建設大学が、日本の建設技術を専門的に学べるコースを創設した。日本のアース建設コンサルタントとの共同事業で、修了者は日本の建設現場で働くか、国内で事業を行う日本の建設会社に就職することを想定している。

 レ・アン・ドゥック同大学長=写真=は、「日本とベトナムの建設人材市場のニーズを調査した上で、日本のパートナーと共に教育プログラムを創設することを決めた」と話す。教育の国際化を推進し、社会的なニーズに応えることが目的だという。プログラムの修了者は、専門的な建設技術に加え、日本で働く上での基本的なルールも身につけられる。

新コース設置を「国際競争力を高める良い機会」と話すドゥック学長
ドゥック学長は、「卒業生は自信を持って日本の建設現場や国内の日本企業が施工する現場で働けるようになる」と強調。さらに、建設省が日本の国土交通省と建設労働者の派遣事業で協力していることに触れ、「ベトナムの建設人材が国際競争力を高める良い機会だ」と期待を語った。

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