◇人と人のつながり広める◇
2008年末、新入社員らのフットサル同好会「FC速猿(はやざる)」が社内の他チームに声掛けして行った小さな大会を機に、翌年8チーム参加の「速猿CUP」を初開催した。
現在、中日本高速道路グループ内では各職場や同期単位でフットサルチームが多数結成されている。速猿CUPには毎回8~14チーム(約100~200人)が参加。今春の第15回大会では試合形式以外に、PK合戦などの実施も検討中だ。
社内のフットサル熱をさらに高めるため、若手同期チーム限定の大会「速猿スピンオフ」も合宿スタイルで毎年秋に開催する。
活動のモットーは「フットサルを通じて人と人とのつながりを広めていく」。
3代目幹事を務める佐藤啓介さん(東京支社厚木工事事務所伊勢原西工事区)は「グループ内でこれだけの人が集まってスポーツをする機会は少なく、『速猿CUP』は貴重な大会」と説明。大会のレベルが年々上がる一方、初心者が入りづらく感じるのか、新規参入チームが少ないという課題も。今後は「大会内容を見直すなど、気軽に参加できる雰囲気を醸成していきたい」と抱負を語る。
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