横浜マリノス(横浜市港北区、古川宏一郎社長)と横浜市、神奈川県横須賀市の3者は25日、サッカーJリーグ・横浜F・マリノスが使用するトレーニング施設の整備プロジェクトを実施すると発表した。
新横浜公園(横浜市港北区)のトレーニング施設を拡充するとともに、JR久里浜駅周辺(横須賀市)でもグラウンドやクラブハウスなどの建設を検討する。
新横浜公園では、第一運動公園広場の施設拡充についてマリノスと横浜市が協議を開始し、早期実現を目指す。費用はマリノスが負担する。第一運動広場は約1万5000平方メートルの広さで、使用可能種目はサッカー、ラグビー。マリノスの提案によるとグラウンドを2面化しトレーニング機能を拡充するとともに、市民がスポーツに親しむ機会を増やす。
横須賀市は、JR久里浜駅西側のくりはまみんなの公園(久里浜1の381の4)を整備地に想定している。敷地面積は2万2628平方メートル。グラウンドはフルピッチ2面とハーフピッチ1面を想定。1000人程度収容のスタンドやトレーニングジムなどを完備したクラブハウスなども設置する計画。グラウンドやスタンド、クラブハウスなど市民も利用する施設は横須賀市が公園施設として整備し、クラブの専用施設はマリノスが建設する。
クラブハウスの規模や整備時期などは未定。今後、横須賀市とマリノスが詳細を協議し、年内にも協定を結ぶ見通し。
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