2018年1月5日金曜日

【1月9日に都内で表彰式】児童生徒地図作品展、国交・文科大臣賞決まる

 全国児童生徒地図作品展連絡協議会(事務局=国土地理院)は4日、第21回全国児童生徒地図優秀作品展に推薦された作品の中から、国土交通、文部科学両大臣賞を選定したと発表した。表彰式を9日に東京・霞が関の国交省内で行う。

国交大臣賞を受賞した楳木有紀乃さんの作品
国交大臣賞に選ばれたのは、私立立命館小学校2年・楳木有紀乃さんの「私の住む町南福西町『助け合い』安心安全MAP」。空き家や高齢者が増えた自分の住む町の住民の状況を地図上に示すなど、「身近な地域の状況をしっかり調べ分かりやすくまとめている」と評価された。
文科大臣賞を受賞した杉江俊哉さんの作品
文科大臣賞は、岐阜県岐南町立岐南中学校2年・杉江俊哉さんの「小学校・中学校統廃合map関・美濃半世紀の歩み」。統廃合で遠くの学校に通わなければならないことを知ったことをきっかけに、地域社会の課題に取り組んだ意欲作となっている。

 今回の作品展では、応募総数4488点の中から、全国の各団体が推薦した15点を対象に選考会が両大臣賞を選定した。

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