名古屋市は1月、本格着工を控えた名古屋城天守閣木造復元の市民向け説明会とシンポジウムを開く。設計・施工を担当している竹中工務店も出席し、木造復元工事の概要やスケジュールなどを説明する。
説明会は16日から24日まで、市内5カ所で開かれる。会場は西(16日)、港(18日)、北(19日)、名東(23日)、南(24日)各文化小劇場。開催時間はいずれも午後6時30分~8時。先着順に受け付ける。
シンポジウムは28日午前10時から。会場は中区栄1の23の13の伏見ライフプラザにある鯱城ホール。天守閣をテーマにした講演会、工事の説明、市民との意見交換などを行う。定員600人で、先着順受け付け。
名古屋城(中区本丸1)の天守閣は、耐震性能を確保し、名古屋のシンボルを再生するため、現在のSRC造から木造に復元される。技術提案・交渉方式(設計・施工タイプ)の公募型プロポーザルで選定された竹中工務店が手掛ける。市と同社は5月に基本協定を結んだ。現在、石垣調査を行っており、文化庁の承認が得られれば、19年9月から現天守閣を解体、20年6月に木造復元工事に着手し、22年12月完成を目指す。
説明会・シンポジウムの問い合わせ先は観光文化交流局ナゴヤ魅力向上室(電話052・972・2226)。
0 comments :
コメントを投稿