ハレザ池袋の建物群と中池袋公園㊦の完成イメージ |
中池袋公園は東京建物とサンケイビル、区が官民一体で進めている旧豊島区庁舎・公会堂跡地の開発プロジェクト「Hareza(ハレザ)池袋」(東池袋1丁目)の一環で整備する。現在は16年度にまとめた基本・実施設計を踏まえ、工事発注に向けた補足設計を進めている。ハレザ池袋を構成する劇場や映画館などエンターテインメント施設と連携したイベントを展開する方針で、19年8月の完成を予定している。公園単独の工事費は3・7億円を見込む。
池袋西口公園(西池袋1丁目、3123平方メートル)は、既存の老朽化した公園施設を解体し、新たに円形の劇場広場を整備する。舞台(平屋160平方メートル)、楽屋や倉庫などの舞台周辺諸室(同70平方メートル)、トイレ(同80平方メートル)、観光案内所棟(2階建て延べ80平方メートル)で構成。基本設計を2月までにまとめ、実施設計後、19年1月の着工、同10月の完成、同11月の開園を目指す。概算工事費は26・8億円を見込む。イベントはフルオーケストラの演奏やバレエ、ミュージカルのほか、演劇やお祭りなどを想定している。
防災公園は造幣局東京支局跡地(東池袋4丁目)の一部に整備する。統括・設計施工・維持管理運営を一体的に担う事業コンソーシアムを選定中で、20年4月の開園を目指している。16年4月にオープンした南池袋公園(南池袋2丁目)は、仮設の野外ステージや能舞台によるイベント、芝生広場が人気となっている。
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