2018年1月29日月曜日

【国際規格リンク、来年12月オープンへ】関空アイスアリーナ整備事業、MULプロパティら4社グループに

大阪府泉佐野市は「関空アイスアリーナ整備事業」の事業者を決める公募型プロポーザルで、MULプロパティ・安井建築設計事務所・淺沼組・日本土木建設グループを最優秀提案者として選定した。

 関西国際空港に近接するりんくうタウンに国際規格のアイススケート場を、実施設計・施工・リース一括方式で整備・運営する。グループ構成企業は、リース・実施設計・工事監理・建設の各業務をそれぞれ担当する。

 施設概要は2階建て延べ4800平方メートル程度でメインリンク(国際競技規格)とサブリンク(一般滑走用)を整備する。1階には会議室や事務室兼救護室、軽食・休憩スペース、トレーニングルームなど、2階には500席以上の観客席を設ける。リース施設の賃貸借期間は20年以上を予定する。

 基本設計段階の概算工事費は15億9500万円(税抜き)。市は17年12月補正予算で、施設借り上げ料に28億3393万9000円の債務負担行為を設定している。

 予定では2月に実施設計に着手し、9月に着工する。19年9月に工事を完了し、同10月に供用を開始する見通しだ。

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