子どものアイデアを土木技術者が実現します-。
小学生の描く未来の街のアイデアを技術者が一緒に考える「未来の土木コンテスト」(土木学会主催)の公開最終選考会が20日に都内で行われ、福島市内の小学校に通う遠藤萌花さんと準大手ゼネコン6社の技術者で編成した「チーム遠藤」のプレゼンテーション案が最優秀賞を受賞した。
遠藤萌花さんが提案したのは「遊びと笑顔で発電公園」。災害時の避難所となる公園の遊具などに緊急時にも活用できる発電機能を持たせるという遠藤さんのアイデアに対して、6社の技術者は滑り台やブランコなどに床振動発電装置を取り付ける方法や、遊び回る子どもの声を利用して発電するシステムを採用した。
さらに一つの公園だけでなく、全国の公園に導入して電力をマイクロ波送電システムで集め、大規模地震などの緊急時に各地で活用するという提案も行った。
遠藤萌花さんが提案した「遊びと笑顔で発電公園」 |
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