2018年1月18日木曜日

【工高1年生40人を招待】埼玉建協、埼玉スタ改修・更新で現場見学会

 埼玉県建設業協会(星野博之会長)は16日、改修・更新工事中の「埼玉スタジアム2002」(さいたま市緑区)で現場見学会を開いた。埼玉県立浦和工業高校設備システム科の1年生40人が参加した。

 見学したのは、埼玉県が発注した▽埼玉スタジアム2002機械設備改修工事(施工・サイエイヤマト)▽同熱源設備改修工事(協和設備)▽同ITV設備更新工事(丸電)-の3件。

 見学会では、スタジアム内の会議室で施設の紹介ビデオを見た後、施工者による工事概要説明を聞き、各現場を見学した。

熱源設備改修工事は、既存の熱源設備機器の能力を増やすためガスタービンポンプチラーを6機設置するとともに、古くなった制御弁(約140個)を交換する。

 施工者からは「グラウンドのピッチの下にパイプが埋設され、冬は温水、夏には冷水を流している。芝の育成に重要なシステムで、現在夏の暑い時期の負荷が大きいため今回の工事の熱源設備の能力をアップさせる」と説明があった。

 中央監視盤など普段入れない場所も見学し「公園にいる人の顔まで認識できる」とカメラの性能の高さが紹介された。

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