2018年1月4日木曜日

【中心市街地に新たなにぎわい】御堂筋道路空間有効活用、事業予定者に南海不

 近畿地方整備局大阪国道事務所と大阪市浪速区役所は、御堂筋共同溝立坑工事完了後に国道25号元町2丁目交差点に生み出される道路空間の有効活用に向け、公募型プロポーザルを実施し、南海不動産を事業予定者に決定した。

 対象地は、御堂筋の南端に位置する浪速区難波中1の12(敷地面積約1300平方メートル)。道路の一部であることから一定の制約はあるが、都心に位置する交通至便な空地であり、地域のにぎわいづくりや安全・安心の拠点としての活用が期待されている。

 南海不動産が提案した施設名は「(仮称)JUNGLE namba(ジャングル なんば)」。バーベキューブースやオープンカフェなどを常設して緑の中で憩える遊び場を創出するほか、更衣室・シャワーを備えたウオーキング、ランニングステーションを設ける計画だ。道路空間という条件を踏まえ、事務所やトイレはトレーラーハウスなどの仮設物で設置する。9月ごろの供用開始に向け、関係官公署との協議などを進めていく。

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