東京都財務局は、2月上旬に「東京スタジアム(30)改修工事」と「同電気設備改修工事」の一般競争入札を公告する。
19年に日本で開幕するラグビーワールドカップ(W杯)や2020年東京五輪に備え、競技会場となる調布市の「東京スタジアム(味の素スタジアム)」のスタンド、監視カメラ・音響・照明設備などを改修する。
工事場所は調布市西町376の3ほか。改修対象の既存スタジアムはSRC・RC・S造地下1階地上5階建て延べ8万4773平方メートルの規模で、基本・実施設計を日本設計が受託している。
着工予定は18年度。改修工事(建築工事)の工期は19年6月までで、9億~16億円の発注規模。電気設備改修は工期が20年3月まで、発注規模が35億~50億円を見込む。
都は昨年、ラグビーW杯に向け、東京スタジアムの▽昇降機・車いす対応トイレの増設▽和式トイレの洋式化▽競技用照明のLED化▽特別観覧席・観客席・受変電設備の更新▽高さ17メートルのゴールポスト設置-などを施工する改修整備計画をまとめていた。ラグビーW杯の終了後は五輪のサッカー、ラグビー、近代五種の競技会場としての改修も行う。両工事はこうした計画の一環。
0 comments :
コメントを投稿