鉄建建設らが埼玉県松伏町に整備していたイチゴ農園「コロコロいちごファーム」が完成し、26日に現地でオープニングセレモニーが開かれた。2020年1月2日に営業を開始する。
運営は、同社と農産物の生産・販売を手掛けるしゅん・あぐり(埼玉県八潮市、臼倉正浩社長)が共同で設立したファーム ティー・エス(埼玉県八潮市、臼倉正浩社長)が担う。農園では、厳寒期でも暖房によってハウス内を春先の暖かさにし、冬でもイチゴ狩りが楽しめる。イチゴを腰の位置で作り、栽培管理や収穫をしやすくした高設栽培を採用した。「章姫(あきひめ)」など2品種を栽培。5棟のビニールハウスに約1万株が植えられている。
セレモニーには、鉄建建設の伊藤泰司社長らが出席。冒頭、臼倉社長は「イチゴ農園をしたいと思っていたがハードルがあった。鉄建建設という素晴らしいパートナーに出会えた」とあいさつ。伊藤社長は「新しい分野へ挑戦する中で1次産業の農業に取り組みたいと思った。今回の経験を次の事業展開に生かし挑戦していきたい」と述べた。ファーム ティー・エスの代表取締役会長を務める鉄建建設の荒明浩登経営企画本部新事業推進室長は「いかに認知されるかがポイントだ」と語った。
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