前田建設がホームページで公開しているコンテンツ「前田建設ファンタジー営業部」を題材にした実写映画が2020年1月31日から全国ロードショーされる。
キャッチコピーは「取引先よ、これが見積りだ。」。ファンタジーの世界に登場する構造物を実現するため、ゼネコン社員が奮闘する姿を描いた。若手俳優の高杉真宙さんが主演。上地雄輔さんや岸井ゆきのさん、小木博明さんらが出演する。監督は英勉氏。
前田建設ファンタジー営業部は建設業のPRを目的に2003年、有志の若手社員によるボトムアップ活動として始まった。大手検索サイトで紹介されて注目が高まり、04年に書籍化、13年には舞台化された。
映画の舞台は03年。バブル崩壊後の建設業界である日、ゼネコンの広報グループ長が「アニメに登場する構造物を実際に建設できるか検証するウェブ連載をしよう!」と提案。このプロジェクトに巻き込まれた若手社員・土井航は試行錯誤しながら設計図を出し、工期を設定し、見積書を完成させて架空のプロジェクトに立ち向かう。
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