国立土木工学大学(NUCE)とJFEスチールが手掛けてきた共同研究が、成果を収めつつある。
日本の高度技術をベトナムの建設事情に合わせた「つばさ杭」が一つの例。先端に翼を付けた鋼管杭で、NUCEの越日高度技術研究所(VJIAT)との共同研究によりこのほど国内の技術基準を取得した。
NUCEとJFEスチールは2016年8月に研究を開始し、18年1月に完了した。今年8月にハノイ、ダナンで9月に行われた建設省職員に対する研修でも紹介された。今後、既存工法の欠点を補う新技術としてベトナム国内での普及が期待されている。
(セイ・ズン、12月5日)
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