東急不動産は「東急プラザ渋谷」(東京都渋谷区)の内覧会を3日に開いた。健康や美容など大人の関心が高いジャンルを中心とした69店舗で構成。若者の街というイメージが強い渋谷から新たなライフスタイルを発信する。5日に開業する。
東急プラザ渋谷は、10月に竣工した複合施設「渋谷フクラス」(道玄坂1の2の3)の地上2~8階と17、18階に入る。5階にはソフトバンクロボティクス(東京都港区、冨澤文秀社長兼最高経営責任者)が手掛けるカフェ「Pepper PARLOR」などを設ける。屋上階にはスクランブル交差点を中心に渋谷の街が一望できる「SHIBU NIWA」を設置する。9~16階はオフィスフロアとなる。
内覧会の冒頭、東急プラザ渋谷の長尾康宏総支配人は「施設のコンセプトは『大人をたのしめる渋谷へ』。多くの方に足を運んでもらい、渋谷の多様性に厚みを加えていきたい」と話した。
東急プラザ渋谷の店舗面積は約8250平方メートル。内装工事などは乃村工芸社が手掛けた。渋谷フクラスの規模は地下4階地上18階建て延べ5万8970万平方メートル。設計と施工は清水建設、デザインアーキテクトは手塚建築研究所、マスターアーキテクトは日建設計が担当した。
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