2015年6月19日金曜日

【銀座線・上野駅が生まれ変われる】全駅リニューアル初弾工事、大林組が施工者に

生まれ変わった上野駅のお目見えは18年春ころ
 東京メトロは、4月20日に一般競争入札(WTO対象)を開札した「銀座線上野駅ほか1駅改良建築・電気工事」の落札者を大林組に決めた。落札額は69億円。予定価格は非公表。入札には同社と大成建設が参加した。総額500億円を投じて東京メトロが進める銀座線全駅リニューアル事業の初弾工事。現在、上野駅に続いて「浅草駅改良建築・電気工事」の一般競争入札手続きを進めている。
 初弾工事では、銀座線上野駅(東京都台東区上野3丁目)と同駅と併設する日比谷線上野駅の大規模リニューアル工事を行う。工事内容は乗降場(軌道内を含む)、広間、通路、出入り口上家、地下各室の床・壁・天井、空調換気設備、排煙設備、給排水給湯衛生設備、屋内消火栓・スプリンクラー設備、電灯動力幹線設備、分電盤設備、照明設備、誘導灯・非常照明設備、コンセント設備、通信・放送・ITV設備、自動火災報知設備、床スラブの撤去・改良など。施工対象面積は約1万3000平方メートル。
 工事で使用する主な資機材は、床材約6500平方メートル、天井材約5000平方メートル。工期は30カ月間。銀座・日比谷両線の上野駅の設計業務はパシフィックコンサルタンツが担当した。

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