2017年3月7日火曜日

【横浜港に新たなインフラ】南本牧はま道路(横浜市中区)が開通

 関東地方整備局京浜港湾事務所が整備を進めていた本牧ふ頭地区臨海道路「南本牧はま道路」(横浜市中区南本牧ふ頭~中区本牧ふ頭)が完成し4日、開通式が開かれた。南本牧ふ頭付近の本線上で関係者がテープカットやくす玉開披を行い、開通を祝った。

 開通式では、田中良生国土交通副大臣が「国土交通省では生産性革命プロジェクトを推進、港湾分野でも国際コンテナ戦略港湾政策を進めている。日本最大となる水深18メートルの岸壁を有する南本牧に臨海道路が開通することで、さらなる物流の効率化が図られ国際競争力が高まることを期待している」とあいさつ。

続いて林文子横浜市長は「南本牧はま道路の開通により横浜の物流ネットワークが大幅に改善した。今後開通する横浜北線、横浜北西線により東名高速と直通することになり利便性はさらに向上する。横浜の発展のためにハード・ソフトの両面から港湾機能も向上させて高規格で国内最大のコンテナターミナルを目指したい」と話した。

 今回の開通区間は2~4車線の延長約6・2キロメートル、うち南本牧はま道路は約2・5キロメートル。総事業費は約1193億円。開通により、横浜港のふ頭間の輸送時間の短縮、港湾から高速道路へのアクセス強化が図られ、物流の効率化による京浜港全体の国際競争力強化が期待される。

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