首都高速道路会社が大橋ジャンクション(東京都目黒区大橋1)の換気所屋上に整備した自然再現緑地「おおはし里の杜」(敷地面積1100平方メートル)に、地元の目黒区立菅刈小学校の5年生36人を招いて稲作体験イベントを開いた。今年で7回目。
宮田年耕社長は「きょうは晴れて田植え日和になった。10月初旬に稲刈りをし、12月の収穫祭では皆さんがおにぎりにして食べます。頑張りましょう」とあいさつ。続いて児童の細見柊介さんが「社会科で稲作を学んでいる。きょうの体験を今後の勉強に生かしたい」と述べた。
児童らは係員から稲の作付け方法の説明を受けた後に田植えを開始。同社OBらが設立したNPO法人「道と人のネットワークス」のメンバーや同社社員などの協力を得て、おおはし里の杜の一画に整備した田んぼ(敷地面積100平方メートル、地上31メートル)に苗を植えた。
稲は千葉県産の「ふさこがね」を使用。粒が大きく、高所に吹く強風や冷夏にも強い品種とされる。例年約20kgの米を収穫できるという。
0 comments :
コメントを投稿