東京都の多摩地域に位置する八王子市など都内5市と相模原市が、2020年東京五輪の自転車競技(ロードレース)誘致に向け、要望書を都と東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会に提出した。
石森孝志八王子市長は「五輪を盛り上げるため、何としてでも甲州街道沿いと相模原市を通り、富士スピードウェイまで行くコースを実現したい」と要望の趣旨を伝えた。
要望書を受け取った山本隆都副知事は、「ロードレースのコースは組織委とIF(国際競技連盟)が協議・検討している。多摩地域と相模原市には整備された道路に加え、豊かな自然もある。要望はしっかりと受け止める」と答えた。
石森市長は「ロードレースのコースは当初、皇居外苑をスタート・ゴールとする方向で進んでいたと認識しているが、国際自転車競技連合から、富士山をバックにしたコース設定ができないかとの要望があり、現地視察も行われたと聞く。このコースが実現すれば、競技性が高まるだけでなく、多くの国民が競技を観覧できるようになる」と期待を示した。
要望書を提出したのは▽八王子▽日野▽立川▽国立▽府中-の都内5市と相模原市の計6市。
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