常陽建設(茨城県取手市、飯田憲一社長)が、土木工事の現場に園児を招き見学会を開いた。園児が訪れたのは茨城県下妻市で施工中の「H28鎌庭管内土砂改良工事」。建設産業に親しみを持ってもらい、仕事の魅力を身近で感じてもらうことが狙い。石下保育園・幼稚園の園児67人などが参加した。
園児らはまず、万能土質改良機による土砂改良の様子を見学。その後、バックホウや重ダンプ、高所作業車の試乗体験などを楽しんだ。参加した園児は「大きなダンプカーの荷台が上げ下げする様子が面白かった」と感想を話した。
工事場所は中居指。工事は関東地方整備局下館河川事務所が発注した。工事は、15年9月の関東・東北豪雨の水害を教訓に同局が進める「鬼怒川緊急対策プロジェクト」に位置付けられており、改良された土砂は堤防の材料として使われる。工期は9月29日まで。
同社の品村正人現場代理人は「園児たちが喜んでくれてよかった。今回の体験が建設業に対する良い印象につながってもらえれば」と話した。
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