◇新技術適用の喜び味わいたい◇
4月に研究本部技術開発センタから名を変えた先行開発センタに所属。工場などの生産工程の効率化に向け、高効率熱処理技術の開発を担当している。
入社のきっかけは「小さいころから働く車が好きだった」こと。大学では材料系の学科で学び、「自分が魅力的に思える商品を扱っているメーカーで働きたい」と就職活動。日立建機のオレンジ色の建設機械が活躍している現場を見て幼い頃の記憶がよみがえった。
入社5年目、現在の部署に配属されて2年半。最初は図面を描いた経験がなく、製図のルールを調べることから始まったが、「今はジグの図面なら描けるようになった。製作したジグが狙い通りの成果を挙げた時は本当にうれしい」と仕事の魅力を話す。
5年、10年先の技術開発を行う部署。先輩たちからは「研究している技術が適用された時の喜びは格別だと聞いている」が、自身が研究に携わり適用になった技術はまだない。「自分も早く、そして何度もその喜びを味わってみたい」。
昨年、同期の男性職員と結婚。「料理教室に通っていて、作れる料理が増えるのが楽しい」とプライベートも充実している。「就活サイトで女性職員のインタビュー記事を見て、女性も長く活躍できる会社だと思い入社した。子どもができても働き続けたい」。仕事と家庭の両立を目指し、公私に奮闘する。
(モノづくり基盤グループ、もりした・はるか)
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