JR東日本が東京駅丸の内口で進めている駅前広場(東京都千代田区、約1.9ヘクタール)の再整備事業が完了し、7日に全面供用を開始する。2012年10月に完成した丸の内駅舎の保存・復元工事に続き、14年8月から駅前広場の整備工事を進めてきた。
駅前広場の整備に当たり、同社は都と連携し、駅の前面中央部の歩行者空間「丸の内中央広場」、同広場と隣り合う南北に交通広場を配置。中央広場では列植したケヤキ、行幸通りとデザイン的な統一を図った舗装や照明デザインなどを採用した。日本を代表する都市景観を創出して東京周辺の都市観光の一翼を担う。約1200平方メートルの芝生と夏季限定の水深5ミリ程度の浅い池で、夏場の路面温度の上昇も抑制する。
南北の交通広場には路線バスやタクシーなどの交通結節機能を集約。日本の豊かな四季を彩るサクラやモミジなどの木々を植えたほか、JR総武・横須賀線地下駅の換気塔などの各種施設物をグレー調のカラー仕上げとするなど、周辺の景観に配慮している。
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